太陽光発電で子どもや孫のためにと未来に向けた 、地球に優しい家に住みたいと思います。そのためには、自宅の屋根を利用して太陽光発電システムを設置したいと考えています。関係業者も以前より多くなってきました。技術的にも性能の上からも近年向上してきたと思われます。
やはり、「太陽光発電」によって家庭でできることは微々たることではあっても、「CO2削減=地球温暖化防止」への貢献に繋がることを思えば進めるべきことでしょう。確かに、家庭生活によって排出されるCO2の量を減らしてくれます。最近のニュース等でも分かるとおり、「温暖化」は最早「近い将来」の問題ではなく「今現在」の問題となってしまっています。私たちの世代は石油を初めとする化石燃料による、数多くの恩恵をたっぷりと受けてきました。それに伴ってCO2を多量に排出してしまったのです。ですから私たちの世代だけが被害を被るのであれば身から出たさびとでも言えるのですが、このまま行くと、将来に向けて、子どもたち、孫たちの世代に、今よりももっと厳しい状況を与えてしまうことになっては申し分けないと思うのです。
アルプスでは氷河が毎年数m〜数十mも小さく減退しています、もともと雪渓の端にあった山小屋が、今では崖っぷちに建っているような状態だという話を聞きました。自然界においては今まさに「崖っぷち」にいる状態だといえるのではないでしょうか。
太陽光発電を取り入れることによって、まず「光熱費を減らしたい」=経済性ということがあります。屋根の大きさや方角などによりますが、各社の示している説明を見ると、オール電化を含めた総費用は、60万円〜80万円/kwくらいでこの計算でいくと4kwのシステムで250万〜350万円くらいになります。そして「太陽光発電+オール電化」にした場合で、およそ15年〜20年くらい使えば元が取れるところまで、システムのコストが下がってますので歓迎します。
200万円、300万円というお金は、われわれ庶民にとっては決して安くない金額ですが、建てるときに必要な金額ではなく、例えば20年間住み続ける期間の光熱費も含めた総コストということで考えると、元が取れる計算になりますから、これから家を建てようと思っている方や、リフォームの予定がある方は、ぜひ太陽光発電を設置することを検討してみませんか。
「温暖化防止」や「化石燃料節約」や「経済性」、のことを思えば、地方ではなかなか難しいと思いますが、公共交通機関の発達した都市にお住まいの方は、なるべく車を使わないような生活、というのも考えてみてはどうでしょうか?車を持った場合、20年間の総コストで太陽光発電はラクラク設置できると思います。公共交通機関を使うことによってCO2排出量は車を使った場合の1/10くらいに抑えることができるそうです。
太陽光発電の技術革新
太陽光発電の普及が補助金頼みになっているのは発電コストが高いためです。太陽光発電の1kw時あたりの発電コストは46〜66円(電気事業連合会調べ)ですから、電力会社の電気料金の2〜3倍は掛かりそうです。
「太陽電池が現在の半額程度になれば、発電コストは電気料金並みの1kw時あたり23円になる」(経産省)と半分位になる計算ですが、それには一層の技術革新が成されなけねばなりません。住宅向けの普及を積極的に進めていくには、「狭い敷地の住宅でも発電量を確保できる効率の良い太陽電池が必要」(住宅メーカー)との指摘もあります。この点で、年産400万kwで太陽電池メーカー世界最大手のシャープなど、国内メーカーの新技術開発と併せてコストをどこまで削減できるようになるのかに懸かっています。
もた太陽光発電の普及にあたっては、これを後押ししたのが、1994年に導入した国による住宅用の設置補助制度です。そのころは太陽電池を導入するのに1kwあたり200万円。一般家庭で標準的な3〜4kwでは600〜800万円と高価でしたが、半額を国が補助しました。その後は、メーカーによるコスト削減で価格が3分の1程度にまで引き下げられたこともあり、補助金の支給額は段階的に縮小されました。今年度を最後に住宅用の補助制度は廃止になりました。
ただし、国は2010年度に太陽光発電を482万kwまで増やす目標を掲げていますので、今後は、学校や病院などの業務用を対象にした補助制度を拡大する方針です。
「太陽電池が現在の半額程度になれば、発電コストは電気料金並みの1kw時あたり23円になる」(経産省)と半分位になる計算ですが、それには一層の技術革新が成されなけねばなりません。住宅向けの普及を積極的に進めていくには、「狭い敷地の住宅でも発電量を確保できる効率の良い太陽電池が必要」(住宅メーカー)との指摘もあります。この点で、年産400万kwで太陽電池メーカー世界最大手のシャープなど、国内メーカーの新技術開発と併せてコストをどこまで削減できるようになるのかに懸かっています。
もた太陽光発電の普及にあたっては、これを後押ししたのが、1994年に導入した国による住宅用の設置補助制度です。そのころは太陽電池を導入するのに1kwあたり200万円。一般家庭で標準的な3〜4kwでは600〜800万円と高価でしたが、半額を国が補助しました。その後は、メーカーによるコスト削減で価格が3分の1程度にまで引き下げられたこともあり、補助金の支給額は段階的に縮小されました。今年度を最後に住宅用の補助制度は廃止になりました。
ただし、国は2010年度に太陽光発電を482万kwまで増やす目標を掲げていますので、今後は、学校や病院などの業務用を対象にした補助制度を拡大する方針です。
太陽光発電国
太陽光発電は地球温暖化が世界的に重要な課題になっているとき注目すべき発明です。そこで地球温暖化による危機感が強まる中で、太陽光発電や風力発電など、自然環境に優しい新しいエネルギーによるところの、発電能力に対する関心が高まってきています。合理的な普及策は無いのでしょうか。
太陽光発電や風力発電について、その普及策を探るため、7月には総合資源エネルギー調査会新エネルギー部会が約3年ぶりに再開されました。またこのところの原油価格の高騰が大きな心配の種になっています。これにより、ますます注目が集まっていいはずの新エネルギーなのですが、本格的に普及するには、なお課題が多く相当な努力研鑽が必要です。
自然の力を利用する新しいエネルギーは、太陽光発電、風力発電、生ゴミなどの発酵の際に出るガスを利用する、バイオマス発電などがあげられます。自然の力や廃棄物などを有効利用するエネルギーだけに将来に向けて大きな期待が寄せられています。
新エネルギーの中で、一般家庭への普及が最も進んでいるのが太陽光発電ですね。1994年に初めて設置された太陽電池はわずか0・7万キロ・ワットだったのが、2004年には40倍ぐらいの27万キロ・ワットに成長しました、累積設置量をみても113万キロ・ワットにもなり、世界のなかでも日本は最大の太陽光発電国になっています。
太陽光発電や風力発電について、その普及策を探るため、7月には総合資源エネルギー調査会新エネルギー部会が約3年ぶりに再開されました。またこのところの原油価格の高騰が大きな心配の種になっています。これにより、ますます注目が集まっていいはずの新エネルギーなのですが、本格的に普及するには、なお課題が多く相当な努力研鑽が必要です。
自然の力を利用する新しいエネルギーは、太陽光発電、風力発電、生ゴミなどの発酵の際に出るガスを利用する、バイオマス発電などがあげられます。自然の力や廃棄物などを有効利用するエネルギーだけに将来に向けて大きな期待が寄せられています。
新エネルギーの中で、一般家庭への普及が最も進んでいるのが太陽光発電ですね。1994年に初めて設置された太陽電池はわずか0・7万キロ・ワットだったのが、2004年には40倍ぐらいの27万キロ・ワットに成長しました、累積設置量をみても113万キロ・ワットにもなり、世界のなかでも日本は最大の太陽光発電国になっています。